紅葉シーズンを前に、石川県の紅葉の名所として有名な那谷寺を紹介します。
■那谷寺
那谷寺は養老元年(717年)創建と伝えられる真言宗の名刹です。
景観が素晴らしく、石川県県内でも屈指の紅葉の名所として有名です。
古くより自然智(じねんち)といわれる、自然より得られる生まれながらの智恵を求める行を行う場所として知られています。
■金堂華王殿(きんどうけおうでん)
山門をくぐって左手には金堂があります。
重要文化財に指定されている書院と庭園はこちらの金堂脇から拝観できます。
■琉美園(※特別拝観)
石川県で最も古い庭園で、昭和4年(1929年)に文部省名勝指定園になりました。
琉美園の池中央にそば立つ自然の岩面は、3つに別れた景観から三尊石と呼ばれています。
岩の裂けた姿が阿弥陀三尊に似ていることから名付けられたそうです。
■奇岩遊仙境
境内には石灰岩の奇岩によって形成された庭園が整備されています。
太古の昔には海底噴火の跡であったと伝えられ、永い年月の間、風と波に洗われて現在の奇岩群が形成されまたそうです。
境内には高台より眺めることができる場所があり、そこからの眺望は素晴らしいの一言です。
平成26年に「おくのほそ道の風景地」として新たに国名勝に指定されました。
■三重塔
寛永19年(1642年)、前田利常が建立したものと伝えられています。
内には胎蔵界大日如来を安置しています。
境内は広く、ゆっくり散策すると一時間以上はかかります。
紅葉のシーズンはとても素敵なので一度訪れてみてください。
■御朱印
御朱印は他にも何種類かあるようです。
素敵な御朱印帳はいかがですか? |
■那谷寺
〒923-0336 石川県小松市那谷町ユ122
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